今回はリストボックス(TListBox)です。
リストボックスのそれぞれのアイテム(行のこと)の追加、挿入、削除は
以前、紹介したメモ [TMemo]コンポーネントと似ています。
[Lines]ではなく[Items]プロパティですので注意してください。
◆行を追加
ListBox1->Items->Add("追加追加");
◆行を挿入(ここでの2は2行目に文字列を挿入します)
ListBox1->Items->Insert(2, "挿入挿入");
◆行を全て削除
ListBox1->Items->Clear();
◆リストボックス内の行数を数える
int cnt = ListBox1->Items->Count;
◆リストボックス内の文字列をまとめて取得する
AnsiString txt = ListBox1->Items->Text;
◆指定した行の文字列を取得する(ここでの2は2行目の文字列を取得します)
AnsiString txt = ListBox1->Items->Strings[2];
◆指定した行を削除する(ここでの2は2行目を削除します)
ListBox1->Items->Delete(2);
◆現在選択されている行番号を取得する
int id = ListBox1->ItemIndex;
◆行番号から選択されているかを判定する
bool sel = ListBox1->Selected[2];
◆リストボックスのプロパティ
[AutoComplete] trueの場合、リストボックス内でキーボードから
先頭文字を入力すると自動で一致する行までジャンプします。
[MultiSelect] trueの場合、複数選択を可能にします。
選択状態をそれぞれ判定するにはSelected[]を利用します。