Builderで開発する際は、標準のエディタを使っていましたが
これが、どうにもイマイチな使い勝手で...
ファイル検索が遅かったり、関数一覧が残念だったりと
VisualStudio系を少し使った事のある身としては悩ましい所でした。
かと言って、秀丸などの外部エディタの場合デバッグがめんどいし...
というわけで、探してみると、どうやら定番なプラグインとして
GExperts [http://www.gexperts.org/] というものがあるので試してみました。
.....イイ具合になりました。
という事でザックリ紹介です。
イロイロと機能はあるのですが、あり過ぎて使いこなせてません..
まず、C++Builder6の場合、GExperts 1.22 [GXC6-122.exe]をインストールしてみて下さい。
(C++Builder2007の場合、ver1.32 [GXDelphi2007-132.exe]です)
すると、Builderを立ち上げた際にメニューに[GExperts]という項目が増えています。
以下、使っている機能のみですが。簡単に。
・Procedure List
今開いているファイル内の関数一覧が表示されます。
Search欄に入力すると補完しながら絞込み検索してくれます。
アルファベット順や昇順など並び替えも出来ます。
・Grep Search
標準のファイル検索より全然速いです。
Case sensitive - 大文字小文字の区別
Whole word - ワード検索
といった、基本的な項目はもちろん、プロジェクト内のみ検索などの機能もあります。
注意として、日本語は化けてしまいます。
・Grep Result
上で紹介したGrep検索の結果表示です。
検索でヒットしたワードの前後の行も調整して見れたり出来ます。
・IDE Menu Shortcuts
IDEのメニューのショートカットを変更できます。
Builder標準のショートカットではイマイチだった所もこれで解決です。
・Perfect Layout
ウィンドウの配置をそれぞれ記憶できます。
オブジェクトインスペクタやエディタウィンドウを
常にピッチリしておきたい方にはオススメ。
・Editor Experts
エディタ内の機能を拡張します。
Comment Code - 選択領域をまとめてコメントアウト
Uncomment Code - 選択領域のコメントアウト箇所をまとめて解除
Previous Identifier Reference - カーソル位置にある単語で前に検索
Next Identifier Reference - カーソル位置にある単語で次に検索
Move to Matching Delimiter - カーソル位置にあるデリミタ( { など)に対応する所まで移動
ショートカットを設定したり自分好みにカスタムすると
もう手放せません...